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アタシマルコフ 2017/08/17


アタシ

たくさん

たくさん

呼んでよ

カヨ…

車に乗る

俺達

『トモ

アタシ疲れちゃった

みたいな』

『俺家

近いから来る?』

『マヂ?

じゃあお邪魔しようかな』

『うん』

『うんじゃ

わかんない』

『好きだよ』

『もぉ一回』

『好きだよ』

『足りない』

『大好きだよ』

『もっと』

『何回でも言うよ

大好きだよ』

『アタシも

大好き』

ずっと

抱き合う

うちら

トモの

その態度は

まだ

ためらう

でも

自分から出来ないんだ

アキにも

カヨにも

悪くて

どうしても

自分から出来ないんだ

アキにも

カヨにも

悪くて

どうしても

サンタとしか

感じられない

『アキ

帰るよ』

『うん』

それから

月日が

流れて

アタシ

どんだけ

辛くなればいいわけ?

ねぇ

なんで?

なんでよ…

重い

足取りで

マンションに

着いて

ドアを

開ける

変だね

一番安心出来る

人のハズなのに

ドアから

出てきた

トモは

欲しい物

買ってくれるし

食べたい物

食べさせてくれるし

セックスしたい時

入れてくれるし

楽だよね

ちょっとさ

甘えただけで

これだもん

まぁ

気持ちもわかるけど

アタシみたいな

いい女

ほっといたら

他の男に

持ってかれるし

みたいな

正直

アタシが

ママだから

嫌だって

思って

いなくなったの?

ねぇ

そうなんでしょ?

命の

重さに

今日

初めて

聞かれた